国民奴隷化のマニュアル

Introduction to Economic Amplifiers
経済的なアンプ(増幅器)への紹介

テレビの広告主(コマーシャル)から語りかけられると、人は被暗示性(洗脳)のために、確かな確率で十二歳の児童そのもののように無批判に暗示に反応し(子供の様に洗脳され)、その商品を買うべく衝動的に店に行き、自分の経済貯水池から経済エネルギーを放出する(i.e. 金を出す)。

経済増幅装置(アンプ)の設計は、出力のパワー(出費)レベルを設定することから始まる。その(出費)レベルは個人から国家にいたる広い幅をもっている。第二段階は反応(出費)の鋭さである。たとえば、どんなに出力(出費)行動が敏感であるかは、入力命令(出費宣伝/コマーシャル)の機能にかかっている。強力なフィードバック(出費)を伴った高出力(コマーシャル)は、要求された正確さ(出費)を生む助け(収入)となる。

Short List of Inputs
出力(出費)項目の簡単なリスト

出力(出費)-コントロール(支配)された状態を作りだす。
-経済、従って社会(お金)を操作する。
-給与と収入(お金)のコントロール(支配)によってコントロール(支配)する。

Short List of Outputs
結果の短いリスト

実行(行い)     目標または獲得物(結果/効果)
大衆を無知(馬鹿)にする 公共組織の衰弱(無知化)

重要点:
(価格と売上げ/お金)をコントロール(支配)することにアクセス(介入)するフィードバック(反応)出力に必要とされる反応(出費)

[大衆を]上の空(アホ)にさせる    (自己)防衛力の低下(無知化)
家族を攻撃する            若者の教育をコントロール(無知化)する
現金は少なく、借金と施し物を多くする もっと自堕落に、もっとデータを
教会(信仰)の独立性を攻撃する      この政府のようなものに対する信仰を破壊する
社会的画一性(無知化)をはかる     コンピュータ・プログラミングを単純(無知)にする
税(奴隷化)に対する反抗を最小に押える   経済データを最大にする。強制(奴隷化)する問題を最小にする
同意係数(奴隷化)を安定させる      単純化(無知化)
はみ出し(自由思考)に対するコントロール(支配)を強化する コンピュータ入力データを単純化(無知化)し予知可能性(支配)を大にする
境界条件(支配)を確立する 問題の単純化。  差異の解決と差異同一(奴隷)化
適切なタイミング データの変移と不明瞭さの減少(嘘/誤魔化し)
コントロール(支配)への抵抗を最小限に抑える(奴隷化) コントロール(支配)を最大限にする
コントロール(支配)を最大限にする 究極まで従属(奴隷化)させる
通貨の崩壊 アメリカ国民相互の信頼崩壊

END(作戦終了)

Table of Strategies
作戦の表

沈黙の兵器の機密を保護し、大衆の支配を勝ち取る最も単純な方法は、一方で大衆には基礎的なシステム原則を知らしめないようにし(無知に保ち)、他方で大衆を混乱させ(馬鹿扱いし)、無秩序(クルクルパー)にさせ、本当は少しも重要でない事に引きつけ続けておくべきだと言う事は、経験にてらして証明されてきた。この事は、次の事によって達成される。すなわち―

〔1〕公共教育では、数学、論理学、システム設計ならびに経済学などは程度の低いプログラムを植えつけ、技術的創造を妨げる事によって、彼等の精神を武装解除(無知に)させ、精神的行動をサボタージュ(工作)させる。

How to Add, According to Common Core
アメリカ式(コモン・コア式)足し算

〔2〕次の事によって、彼等の感情を解放してやり、彼等の我がまま勝手と、感情的・肉体的な活動の中に放縦さを増してやる(アホにする)。

1.メディア―特にテレビと新聞―を通じて、セックス、暴力と戦争を集中砲火で浴びせ続け、毅然と立ち向う感情を軟化(アホに)させる(心的・感情的にレイプする)。

2.彼等が欲するものを与えて―過剰に―思考に「カロリーが高いがまずい食品」を与え―彼等が真に必要とするもの(知識)を奪いとる。

3.歴史や法律を書き変え、大衆を変質者が作り出したものの虜にさせる。

この様にしてこそ、彼等の目や心を、その人間にとって必要な事よりも、自分とは無関係なでっちあげた物事へ逸らさせる事が出来る。

一般原則は、混乱あれば利益あり、である。さらなる混乱あれば、さらなる利益あり、である。それゆえ、最上のアプローチは問題を作り出し、その解決を示すことである。問題→反応→解決策。

Diversion, the Primary Strategy
陽動作戦、主要な戦略

メディア:成人大衆の関心を真の社会問題からそらさせ、少しも重要で無い事に縛りつけ続けよ。(無知化)

学校:青年大衆には、真の数学、真の経済学、真の法律ならびに真の歴史については無知のままにさせ続けよ。

娯楽:大衆娯楽は小学校六年生の水準以下にとどめ続けよ。

労働:大衆を、考える時間も無い程、忙しく、忙しく、ひたすら忙しくさせ続けよ。ほかの動物とともに農場に戻れ、である。

Consent, the Primary Victory
同意:主要な勝利

沈黙の兵器システムは、従順(無知/奴隷的)な大衆から合法的(必ずしも道義的とは限らない)強制力(強要)を使って入手したデータにより作動する。沈黙の兵器のシステム・プログラマにとっては、国税庁(奴隷庁)を通じた大量の情報は利用価値が大きい。この情報には、納税者と雇用者とが供給した奴隷労働によって提出され、収集され、計算された、国並びに都道府県の徴税(奴隷)書類に含まれた、よく系統だてられたデータの法的刊行物から構成されている。その上、国税庁に提出された、このような大量の徴税書類こそは、戦略意思決定の重要なファクター(要素)となる、大衆(奴隷)の同意を示す有力な指標である。

The Artificial Womb
人工子宮

人は母親の子宮を離れる時から、様々な形の代用保護物すなわち殻(から)である人工子宮(人格)を作り、維持し、引きこもる方向にことごとくの努力を傾ける。これらの人工子宮の目的は、活動の安定にも不安定にも対処する環境を確保すること、成長と成熟の時期にはシェルターとなり、老後には自由を保証し、外からの攻撃に身を守る防御物を確保する事にある。この事は、一般大衆でもエリートでも変りない真実である。だが、問題解決策の求め方には決定的な差異(お金)がある。

The Political Structure of a Nation – Dependency
国家の政治的な構造―依存性

何故市民個人が政治という機構(ペテン/詐欺)を作りだすかという根本的な理由は、子供時代に頼りにした関係を永続させたいという、潜在的な意志あるいは欲望(幼稚さ)に根ざしている。卒直に言えば、彼等は、彼等の生活から全ての危険を取り除き、頭をなで、傷口にキスをしてくれ、どのディナーテーブルにもひな鳥をつけ、体を洗ってくれ、夜になればベッドに押し込んでくれ、何ごとも明日の朝目が覚めれば全て良く成っているだろうと言ってくれる神人(ご主人様)が欲しいのである。

こういう大衆の行動は、恐怖、怠惰、利巳主義の軍門に降っている事を意味する。そういうどうしようもない大衆に対する有効な戦略(支配)兵器と成るのが、彼等が主成分になっている福祉(奴隷)国家である。

Action/Offense
行動/攻撃

多くの人は、自分の日常生活をわずらわす他人を、出来る事なら抑えこみたいか、殺したいか、あるいはその両方だが、自分が起こした明白な行為で、道徳上あるいは宗教上の問題を争わされなければならないのは御免だと思っている。

それゆえ、かれらは、自分たちの手を血で汚さ無い様にするため、(自分の子供達も含めて)他人に汚い仕事をやらせる。彼等は、動物に対する人間の扱いが悪いと言ってわめき散らしながら、自分の視野には入らない下町の漆喰の屠殺場から来るハンバーガーの前によだれをこぼして座る。だが、偽善者であればあるほど、世間では政治家と呼ばれている殺し屋の専門団体に財政援助の税金を払い、政府の腐敗堕落を訴える。

Responsibility
責任

多くの人々は自由に物事(冒険その他)をやりたいとは思うが、失敗を恐れる。

失敗の恐れは、成功の見込みが薄いとか、人が信じる気の無い創作された嘘(法律)を通過させるとかの場合は、他人に責任を押しつけるとかの無責任さに現われる。

彼等は権威を求める(権威 authorityの語源は「創作者author」である)が、責任や虚偽は引き受け様としない。そこで、彼等は、彼等に代って現実に直面してくれる政治家を雇う。

Summary
まとめ

人々は自分達が次の事を出来る様に、政治家を雇う。

1.体を使うこと無しに安全を手に入れる。

2.頭を使う事無しに行動を手に入れる。

3.生か死かをじっくり考える事無しに、他人から盗み、傷つけ、死に至らしめる。

4.全くその気の無い責任はとらない。

5.これらの局面に立たされる訓練を受ける事無しに現実や知識という利益を手に入れる。

彼等は政治家達に戦争機械を作り出して操る権力を与える。

その機械は―

1.国家(奴隷商人)/子宮の生き残りを確保する。

2.国家(奴隷商人)/子宮が侵略される事を防ぐ。

3.国家(奴隷商人)/子宮を脅かす敵を滅ぼす。

4.国家(奴隷商人)/子宮の安定のために、順応しない(自立した)自国の市民を亡ぼす。

The Draft (As military service)
徴兵

徴兵あるいは他の類似の制度のそもそもの目的は、脅迫によって、社会の若い男性に政府は万能であるという、いわれなき確信を教えこむ事にある。彼はまもなく、祈りが時間をかけてやっていた事を、一発の弾丸が一瞬のうちにドンデン返しにしてしまうことをを教わる。

徴兵(志願兵など)は、中年と老年が若年を公共の汚れた仕事に強制的につかせる目的をもって考案された、強制的集団犠牲と奴隷の制度である。それは若者を年長者と同じように有罪とし、若者による年長者批判を極力抑えつける作用を果たす(世代安定剤)。それは、「愛国的・国民的」サービスというラベルを貼られ、公にマーケット(市場)に出され販売される。

普通の状態では存在しないものは、計算によって強制的に明るみに出す事が出来る。人類は機械であり(N.B. 機械ではありません)、掴んで回す事の出来るレバーであって、社会をオートメーション化する事と、靴工場をオートメーション化する事との間には、ほんのわずかしか違いがない。

Enforcement
強制

【ファクター(要素)Ⅰ】

徴兵の成功には、他の人間社会機構の様に、あれこれの形の脅迫(または刺激)が本質的に重要である。物理学の作用反作用の原理は、内的なサブ・システムにも外的なサブ・システムにも適用されなければならない。

徴兵にあたって、確実に個々人を洗脳しプログラムに組み込むには、家族と同僚グループの双方ともを巻き込んで統制(支配)下に置かれなければならない。

【ファクターⅡ 父親】

家族持ちの男を、確実に息子に正しい社会訓練と態度を身につけさせて成長させる様に躾けなければならない。広告メディア(洗脳)等は、父に成るべき男が結婚する以前、少なくとも結婚するまでには、尻に敷かれる存在に成る様に膳立てする事にかかりきっている。彼は教えられる、自分は自分用に打ち込まれた社会のクサビに順応するか、性生活の両脚を縛りつけられるかである事を、そして、やさしい仲間づき合いはゼロに成る事を。彼は見させられる、女達は論理的、原則的で尊敬に値する行動よりも安定を要求するものだということを。息子が戦争に行く時までに、父親(骨抜きにされてクラゲの様に成っている)は、自分の同僚達に非難の目を向けられないうちに、また、彼個人の意見や自尊心の殻を破って偽善者とならない内に、息子の手に銃を渡すだろう。息子は戦争に行くか、父親が当惑するか。それでも息子は戦争に行くだろう、戦争の真の目的がどこにあるのかを知らずに。

【ファクターⅢ 母親】

生まれたての子供を持つ女は、幸福で目が輝き過ぎて、富者の大砲の材料も奴隷労働の安価な源泉も見分けがつかない。しかしながら、女は、遅かれ早かれやってくる「現実」の変移を受け居れる事に慣らされなければならない。その変移にはどうにも処し切れなくなるほど、家族という単位をとことん破壊しなければならず、国家は公教育をコントロールし、国営の保育センターをさらに増設し、父母が子供を早い時期からそこへ〝派遣〟させるよう義務づけなければならない。洗脳教育は早いうちから行う程、子供達の変移の速度を(強制的に)上げる事が出来るのである。

【ファクターⅥ 家畜

持っている頭脳を使わない人間は、頭脳がないのも同然である。だから、父親、母親、息子、娘というこれら知性のないクラゲの学校は、荷物運搬動物あるいはせいぜい彼らの調教師となる他は無いのである。
http://www.lawfulpath.com/ref/sw4qw/index.shtml#thirtyeight

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